「簡単に比較はできませんが、一般的には一戸建ての方がマンションより固定資産税が安いといわれております。資産価値を重要視して、かつ個人的な趣味で税金をいっぱい払いたいと思うのであればマンションにすればいいのではないでしょうか……」といった解答でよろしいのでしょうか?
それではこれで終わってしまうので、もう少しちがった観点からみてみましょう。こういう時はいっそのこと積分的思考法を使って超高層マンションと戸建てを比較してみるべきだと思います。昨今都心では超高層マンションが次から次へとニョキニョキと建ち、かつそれらは飛ぶように売れているといいます。とくに高層部分は富裕層をターゲットとした高級ホテルのスイートルームのような仕様となっており、まずはその部分から売れていくと言われています。もちろんそれは富裕層にとって手軽につくれる“資産”であり、将来において転売なども視野に入れた投資であります。
しかし一方、低層部をみてみると、そこは一般のサラリーマンにでも手に入れることができるような広さと価格帯が設定されており、いわゆるフツーの人達の住まいとして設定されています。防災的な観点や構造的な問題はさておき、ここではマンションの維持や住人による管理組合などについてちょっと考えてみましょう。
清掃や簡易なメンテナンス、警備などは当然のことながら外注にまかせるとしても、建て替え費の積み立てや、回覧板をまわしたり、集会を開いていろいろ話し合ったりということが住みはじめたとたんに山積みになっています。その時に、はたして何でもお金で解決できる高層部の富裕層の人と、低層部のフツーの人との間に温度差が生まれないと言えるでしょうか?
またそもそも“とてつもない超高層建築物をシロート集団の住人達がそもそも共有し維持していく”ということ自体に無理があるのではないでしょうか?つまり、“もっとも将来のみえないのがマンションである”と言えるのではないでしょうか。しかし、一戸建てにはそのようなストレスは全くなく、自分自身で何事も速断即決することができるというシンプルさと、明らかに自身の所有欲を満たしてくれる何かがあります。
2007年07月11日 10:54 by anman
東京に住んでいると、いかにもといった感じの高層マンションの看板や媒体がひどく目に付きます。
なぜ世の中は「セレブな暮らし」をそれほど迎合する傾向にあるのでしょう?東京などの都市部だけでしょうか?