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2007年07月16日 18:41 by 岸田美毅
この段階で既に気づいて頂けたのは幸いです。
総括の頃にお話するつもりだった事をお話しします。
お互いに納得し...ていたハズ。
気持ちよく終わ...ったハズ。
お金の問題を感情で解決してはいけないのです。
まして「問題」が、感情によって起きてもいけないのです。
「問題」は常に、双方で事前に定めたルールに基づいて可及的速やかに解決されるべき事なのです。
問題が起きる背景の一つに、施主と施工者の温度差があります。
どうも双方の悪しき利害が一致してしまうようです。
施工者は、施主に不利益なことを話したくありません。
お金を払ってくれる人に嫌われたくないからです。
「知らない方が幸せですよ」と言うハウスメーカーの営業マンすら存在します。
施主は、耳障りの良いことばっかり言ってくれる人が大好きなのです。
さらに崇め奉ってくれたなら気分は王様です。
起きるかもしれない問題や、「もしも...」「よしんば...」「まさか...」の話なんかは聞きたくもありませんから。
家作り事業は、
専門家責任として「とても耳障りな不利益事実の告知」を積極的に行う施工者と、
自己責任の概念を身に付けた事業最高責任者である施主の采配のもと、
完遂すべきなのです。
自分の家なのですから。
施主にとって一大事業のはずなのに、施工者に対して根拠の無い信頼を寄せるのは、施主として無責任でもあります。
お互いに、そうそう簡単に信用できるものなのでしょうか...
お金を払ったのに、ちゃんと作ってくれなかったら困る。
ごもっとも。
ちゃんと作ったのに、お金を払ってもらえなかったら困る。
ごもっとも。
相身互いのような気がします。
知っておくべきことを契約前に知ることは、事業最高責任者である施主にとっては大切なことです。絶対に必要です。
雇われる者の専門家責任として、たとえ耳障りなことであったとしても、施主に対して真摯に伝える義務があります。
事業最高責任者の施主は、それらのことを真摯に受け止め、理解・認識をしておく必要があります。
耳障りなことこそ、互いに積極的に開示提供し、課せられた条件を少しでも高い次元でバランスさせる必要があるのです。
『 家は、「つるしの家」を見て買うものだ 』という商慣習に慣れてしまい、きっと抵抗感のある人もいるかもしれません。しかし家づくりとは本来、施主である「だんな衆」が采配を振るうべき一大事業です。
自分の家だからこそ施主は、権利や義務について自己責任の概念をしっかり身につけておかなければなりません。
事業最高責任者である施主が事前に知っておくべきだといっても、すべてを契約書に記載することなどできませんし、もしそのようなことをしたら枝葉末節におぼれて、本当に唱いたいことが飛んでしまいます。
人間は、一つ不満な要素が出てくると、それこそ芋づる式に次から次へと不満な点を見つけ出すものです。
人間が持っている猜疑心や不審の念が顔を出してしまうのでしょう。
当然のことですが自分が一番大事ですから、何かが降りかかってくるのは避けたいですし、だまされたくもありません。
事の発端には常にコミュニケーション不足があります。
契約関係の大原則には信義則がありますが、お互いに信じ合える関係であれば、契約書面さえ交わす必要はありません。
契約書の中には、たとえ条文数は数行でもお互いを拘束(契約関係に置くという意味で)する強力な契約書も存在します。
結局は、その信頼関係をいかに構築できるかと言うことにかかっています。
コミュニケーションは、タイミングを逃しては、すべてがなきに等しい結果となります。
適時に適宜に、お互いの行動(対応)があると、互いの反応がずいぶんと違ってきます。
要所要所において胸襟を開きあえるような人間関係が築ければ、きっとトラブルの芽も摘むことができるのでしょうが・・・こんな関係を築くには、一目惚れに近い感情をのぞけばほとんどありません。
ビジネス上では無理だと思われるかもしれませんが、ビジネスでもプライベートでも人の関わりに違いはありません。
信頼関係は「築く」ものであり、最初はゼロから基礎を据えて行くべきもの。多少の時間の経過は必要です。
施主にも、設計や監理、施工管理のみならず、職人の仕事に対し、尊敬や尊重の念を持って頂かなければそんな信頼関係は成り立ちません。
相手の立場を想うことが相互になされないと、信頼関係はとても難しいのです。
究極的には、自分だけでは「いかんともしがたい」。。。。だからこそ、とても難しいということなのです。
どんなことでも丁寧に、速やかに、遅滞なく、正直に話し合い、その時々の互いの行動で、互いに理解し合うほかないのです。
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2007年07月12日 19:37 by anman
オカネの問題は、結局すべて感情論に帰結するように思います。お互いに納得し、気持ちがよければ、何の問題も起こらないはずです。そのために何が必要なのか、が、難しいところですが、「オープン」という考え方には賛同します。