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●2008年01月04日(金曜日)
「一家7人で2DKに住む知恵」(ナビル・エル=ギリ モロッコ編)

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ふたつとして同じデザインは世界にない! かわいいタイルの階段を上がっていき、4階部がナビル君の家
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床タイルがかわいい台所。パンの生地もここでつくる。羊の毛皮を敷いてパンを一生懸命に錬っているのはお姉さん
 
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 ナビルは21歳の大学生。労働者階級に属する家庭の子です。
お父さんは車の整備士で、お母さんは繊維工場でパートタイマーとして働いていて、お兄さんが1人、双子のお姉さんが2人、妹が1人。合計7人家族です。

「7人で45㎡のアパルトマンに住んでいる」というので、足の踏み場がないような乱雑な空間を想像していましたが、整然とした2DKでびっくり。
 
 ナビルたちのアパルトマンは持ち家で、ここに住んで8年目になるといいますが、とにかくモノが少ないのです。
モロッコの家には比較的家具が少ないのですが、ナビルの家族は、7人で1つの衣装戸棚をシェアしています。一切無駄な衣服はありません。
モロッコ人は非常に清潔なので、まめに洗濯をしており、ナビルたちもいつも清潔感にあふれています。

「服のほかに、私物はどうしているの?」と聞くと、「ここに入れている」と、ナビルはもうひとつのクローゼットを開けました。
「この段が僕の棚なんだ」と指差した場所には、本が数冊入っているだけ。
禅の世界では「立って半畳、寝て1畳」といわれますが、修行僧も真っ青なシンプル・ライフです。

――プライベートは家にはあまりないな。ひとりになりたいときは、カフェにいくよ。カフェで本を読んだり、勉強しているんだ――

 家には、ベッドらしきものは1つしかありません。ナビルたちがどこに寝ているのかといえば、それは、ソファの上。昼間はソファとして使用されている幅が広めのマットレスは、夜はベッドになるというもので、サロン・マロカンと呼ばれています。

続きは「世界のあたり前の家 手わざの光るモロッコ暮らし」(エクスナレッジ刊)をご覧ください。
1500円+税
ISBN978-4-7678-0647-1

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