知り合いの設計士さんから招待状をいただき、オープンハウスへ行ってきました。
場所は小淵沢、設計はT-Spai:ce長野智雄さん、施工は水澤工務店さんから紹介してもらった地元の工務店さんだそうです。
我が家からは車で2時間半と若干長い道のりではありましたが、お隣のご夫婦と子供を誘ってピクニック気分で出かけました。
『と木とすまう家』は小淵沢ICからすぐのところの別荘地帯にあります。
洋風の煉瓦造りなどの別荘が立ち並ぶ中、シンプルであきらかに建築家が設計したんだろうなぁと一目でわかる建物が出現しました。
周りは木々に囲まれ、足元はどんぐりやまつぼっくり、落葉などで覆われていました。
少し離れたところには沢があり、水が流れる音も聞こえてきます。
見学に来たお客さんたちも家の中になかなか入らず外の景色をまずは堪能していました。
この家は長野さんがご両親のセカンドハウスとして設計されたものだそうです。
なので間取りは1LDKととってもシンプル。基本的には生活スペースは2階のワンルームとなります。
こんな素敵なところにしょっちゅう帰ってこれるなんてうらやましいですね。
さて、この家の一階部分は長雨や台風による浸水などの被害を最小限に食い止めるためにコンクリート造になっていますが、生活の中心となる2階部分は木造(方杖+板倉工法)の非常に伝統的な工法がもちいられており、材料は秩父・飯能周辺で採れる樹齢60~100年の良質な杉(西川材)を使用しているそうです。
建材も有害物質を含まないものが採用されていました。壁には『モイス』というボードが使われていました。高樹沙耶さんのご自宅と一緒ですね。ここはさすが建築家、厚みの違う『モイス』を互い違いに貼ることにより、意匠の面でも工夫がされていました。
寒がりなご両親のために蓄熱式電気暖房器を設置し、深夜電力を使用して電気代の節約もできるそうです。
これだけ自然素材や国産の木、伝統工法にこだわりつつも非常に垢抜けた若手の設計士さんらしいデザインの家でとっても好感が持てました。
このようなテーマの家ってどこか似たようなものが多い気がしていましたが、シンプルながらもお洒落な家に大感激でした。