4月16日~21日まで、イタリア・ミラノで開催された国際見本市「ミラノサローネ」に行ってきました。私は住宅系の雑誌の編集をやっていて、ミラノサローネは4年ぶり。最新のインテリアや住空間の建築・デザインを見ようと世界中から人が集まる、大イベントです。またこの時期、会場以外でも展示が行われ、ミラノ市街が建築・インテリア・デザイナーなどで賑わいます。滞在中、朝から晩までたくさんの展示を見てまわりましたので、報告します。
まず最初に訪問した松下電工。ミラノ中心街のインテリアやキッチンのショールームが並ぶ一角に、家具店を借りて展示されていました。今回のポイントは、松下電工のデザイン部門と、プロダクトデザイナーの深澤直人氏、デザイナー、パトリシア・ウルキオラ氏とのコラボレーション。
松下電工の建築照明「ホームアーキ」の技術を活用した空間構成。レース越しに映し出させるLEDの光が、空間を印象深く演出していました。会場デザインはパトリシア・ウルキオラ氏とマルティノ・ベルギンツ氏によるもの。照明の効果を体感できる展示になっていました。
深澤直人氏デザインのキッチンは木目の面材に、人造大理石の白いワークトップ。IHクッキングヒーターも白く、キッチンの設備にいたるまでトータルにできるのは、松下電工の強み。このシンプルなキッチンの箱の中に、松下電工のテクノロジーが詰まっているようです。
パトリシア・ウルキオラ氏デザインのマッサージチェア。春・夏・秋・冬と4つのテーマでつくられている。機能面はそのままに、デザイン性と遊び心をプラスしてできあがったもの。これならリビングのインテリアにもマッチして、普段はお洒落な椅子としても。
訪問した時は日本のみならず、さまざまな国の人が興味深く見学していました。日本企業のデザインを世界に発信しているようで日本人として嬉しい気持ちになりました。