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      <title>トイレ空間研究室</title>
      <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/</link>
      <description>トイレ空間研究室</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2008</copyright>
      <lastBuildDate>Fri, 15 Aug 2008 08:00:00 +0900</lastBuildDate>
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      <docs>http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss</docs> 

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         <title>ケーススタディトイレ「光が丘のサクラハウス」（４）他の部屋</title>
         <description><![CDATA[せっかくなので、「<a href="http://murakami-architects.hp.infoseek.co.jp/MA-works/Sakurahouse/MA-Sakurahouse.html" target="_blank">光が丘のサクラハウス</a>」の残りの部屋も紹介したいと思います。


まずは「寝室」
壁の一面を<a href="http://murakami-architects.hp.infoseek.co.jp/MA-works/Sakurahouse/Sakurahouse-long3.jpg" target="_blank">折戸のクローゼット</a>にして、あとはベッドが入るだけのスペースを確保した部屋です。個室を充実させると、その分、他の部屋が狭くなるので、寝るだけの部屋と割り切って、他の日常使う部屋にスペースを割いているのです。


その向いには「ウォークインクローゼット」
いろんな物を突っ込んで一枚のドアで閉じられるので、コストのかかる扉をたくさんつけなければならない普通の収納より、収納容積に対するコストはかなり安く上がります。
ここではハンガーパイプではなく押入的な棚にした空間ですが、６人くらい寝られそうですね。


そして、リビングなどとは反対にある「長い部屋」
元々は２つの個室にわかれていましたが、その仕切りを取り払ったことで、光と風が一気に家の中を通り抜けることになりました。リフォームで壁を取り払うことはよくするのですが、周辺まで明るく、広く感じるようになりますね。

これは街並にも言えると思いますが、塀で自分の敷地境界を主張すると、塀の内も外もなんか息苦しくなりませんか？でも、たとえば家の玄関周りを塀で囲わず、歩道に対してちょっと開放すると、歩道まで自分のスペースのようになり、そこに広がりが生まれます。塀を建てるにしても、少しだけセットバックしてそこに植栽を植えると、家の周りが豊かになります。
「うばい合えば足らぬ　わけ合えばあまる（みつお）」って感じ。問題のない範囲で開放すると、得られるものも大きいのではないでしょうか。

この部屋は結果的に長くなったのですが、将来の家族構成や用途に応じて、適当な場所で区切れるので、フレキシブルな空間です。


あとは、リビングルームの先の「バルコニー」
カバザクラのフローリングと方向を合わせてデッキ材を張っているので、違和感なく部屋の延長として使える空間です。実際には使わなくても、床がつながっているだけで視覚的に広がる効果は大きいですよ。そして、桜の季節はバルコニーの先が桜色の絨毯のようになり、花見台になります。現在はガーデニングが得意なクライアントが、内外の中間領域にあたるバルコニーにいろいろと草花を植えているので、外の桜林とのつながりも一層増しています。


竣工してしばらくのち、この家に僕と同じ名前の男の子が誕生しました。僕にあやかっているわけではないと思うけれど、とても嬉しいことです。]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/08/post_51.html</link>
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         <pubDate>Fri, 15 Aug 2008 08:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ケーススタディトイレ「光が丘のサクラハウス」（３）トイレ</title>
         <description><![CDATA[では、「<a href="http://murakami-architects.hp.infoseek.co.jp/MA-works/Sakurahouse/MA-Sakurahouse.html" target="_blank">光が丘のサクラハウス</a>」のトイレを見てみましょう。


<a href="http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/08/post_49.html" target="_blank">洗面・バスルーム</a>の隣には、トイレの入口があります。
日頃の生活の中でトイレの入口をあまり感じさせたくないので、建具枠を見えないようにしたり、壁と建具を同面に収めたりして、なるべく壁に見えるようにしました。
ドアハンドルもあまり目立たないように「<a href="http://www3.best-x.co.jp/besthp/index.html" target="_blank">ベスト</a>」の円筒形のものを採用。下にポチポチ空いている穴は、換気扇のための給気口です。

そして、ドアを開けると、白い空間が広がります。
床は、洗面室やバスルームと同じ「INAX」の白い床タイルを使用し、幅が200角タイル４枚分の800mm。長さが８枚半の1700mm。手洗器のあるトイレとしては手頃な大きさです。
壁と天井は、他の居室と同じく桜色が入った白いＡＥＰ塗装。この塗装の通常のお手入れは、汚れた部分をメラミンスポンジで拭けば綺麗になりますが、塗ることも簡単なので、汚れがひどい場合は塗り直してしまえば綺麗になります。

入って右側には、「セラトレーディング」で扱っている、小さなカウンターのある手洗器がついています。これだと、石鹸やちょっとしたお化粧道具も置けるので便利ですよ。その水栓金具は、よく使う「VOLA」の単水栓。
手洗器の左には、壁際に添って床から天井まで鏡を設けています。これだと、便器に座っていても自分の姿は見えないし、覗けば自分の顔もチェックできます。壁がつながって見えるので、広く感じるし。
そのまた左には、装飾金物で有名な「<a href="http://www.kawajun.co.jp/" target="_blank">KAWAJUN</a>」のタオル掛。この会社の製品は水回り関係のアクセサリーが充実しているのでよく使いますが、「<a href="http://www.keyuca.com/" target="_blank">KEYUKA</a>」というインテリアショップもやっていて、お洒落でシンプルな生活雑貨が手に入りますよ。

入口の左側には、お馴染みの便器「INAX」の「サティス」。その上には、換気扇も仕込んである、間接照明を兼ねたトイレットペーパー収納があります。
便器の左にある紙巻器は、こちらも「KAWAJUN」のもの。ステンレスヘアラインのなかなか質感のいいものです。


この家の雰囲気のように、スッキリとまとまったトイレになったのではないかな。

]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/08/post_48.html</link>
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         <pubDate>Fri, 08 Aug 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ケーススタディトイレ「光が丘のサクラハウス」（２）リビング〜バスルーム</title>
         <description><![CDATA[桜にあやかって名付けた「<a href="http://murakami-architects.hp.infoseek.co.jp/MA-works/Sakurahouse/MA-Sakurahouse.html" target="_blank">光が丘のサクラハウス</a>」のキッチンの奥には、「櫻の間」と称した広いリビングルームがあります。

オイルフィニッシュをした無垢のカバザクラのフローリングが広がる白い壁と天井の空間。正面には間接照明とピクチャーレールが設けられ、絵を飾る場所になっています。
窓には縦型ブラインド（バーチカルブラインド）がかけられています。縦型ブラインドの場合、垂直の羽が縦軸回転するので、左右で人の視線が気になる方向が決まっていたり、景色のいい方向がある場合には向いていますよ。
この窓の先にはテラスの<a href="http://murakami-architects.hp.infoseek.co.jp/MA-works/Sakurahouse/Sakurahouse-balcony1.jpg" target="_blank">デッキ</a>（花見台）越しに桜の樹冠が続くので、桜の季節にはますます空間が桜色に染まります。でも、壁の一部には照明付きの飾り棚も設けているので、桜の季節じゃなくても、季節に合わせて雛祭りやクリスマスの飾りなどが綺麗にディスプレイされるので、とても季節感あふれる空間になっています。
現在はこの空間に合わせて購入されたバーチの椅子やテーブルが置かれ、北欧風のいい空間に仕上がっています。


キッチンカウンターの横は白い水回り空間です。

まずは洗面脱衣室。
床も壁も「INAX」の白い200角タイルで、家具や天井は白い塗装仕上げ。もちろん、タイル割りは極力半端が出ないようにしています。
ハンペンのような洗面カウンターは、大きめのボウルと一体に成形した人造大理石。壁から持ち出しているように取付けているので、大きくても宙に浮いているようで、重たい感じがしません。そして、ボウルの継ぎ目がなくツルッと拭けるので、お掃除も楽です。そこに「グローエ」のシャワーにもなる水栓をつけたので、赤ちゃんのお風呂代わりにもなります。
鏡は内部が収納になっている三面鏡。手前には洗濯機置場と収納が設けられています。


ガラスの間仕切り壁の奥はバスルームです。
仕上げは基本的に洗面脱衣室と同じ。透明ガラスの間仕切なので、洗面脱衣室と一体の部屋のように見えます。壁際には鏡を貼ったので、行き止まりではなく、壁が連続しているように見えるので、閉塞感がありません。そして、ガラスの間仕切には照明器具が連続して映っています。これは鏡とガラスを平行して配置することで、このような現象が現れますが、合わせ鏡をしたときほどクドくなく、淡い感じで映ります。
浴槽は「INAX」。水栓金具は壁付けの「グローエ」。天井には「TOTO」の浴室換気暖房乾燥機が設けられています。

マンションのバスルームというと、普通はユニットバスを突っ込むだけで、閉鎖した空間のイメージがありますが、これらの複合技で、かなり広く感じるようになったのではないかな。


次回はようやくトイレ空間です。]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/08/post_49.html</link>
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         <pubDate>Fri, 01 Aug 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>ケーススタディトイレ「光が丘のサクラハウス」（１）玄関〜キッチン</title>
         <description><![CDATA[東京都練馬区光が丘

太平洋戦争中に無理矢理建設された成増飛行場が、敗戦後に米軍住宅となり、1973年に返還。1977年から光が丘公園と公共施設や集合住宅群に再開発されたところです。
一戸建住宅が地面を埋め尽くし、大きな木が生えていないような一般的な郊外の住宅地と違い、大きな公園や緑地を確保した上で間隔をあけて建てられた中高層の住宅群が、多くの野鳥と人間が共存できる住環境を生んでいるようです。

しかし、光が丘の中心にある商業施設が、どこかの支店ばかり集めたもので、個性がないのが残念。これだと、この土地特有の文化が育ちにくいでしょうね。でも、光が丘周辺にはピザ屋さんや焼肉屋さん、生ハム屋さんなど個性的で美味しいお店も出来てきているので、ドーナッツ的に街が成熟してくるかもしれません。

そして集合住宅も２０年近くが経ち、住民の家族構成も変わってきました。開発した住宅地にありがちな高齢化問題もありますが、新宿まで２２分の大江戸線が開通したためか住民の代謝もよいようで、家族がコンパクトになった老夫婦は、よりコンパクトな住宅に。家族が増えていく若い世代は、新たに中古物件を手に入れ、設備や仕上げの下地から一新する「スケルトンリフォーム」をして、自分の好みや生活に合った空間にして住まわれるケースが多くなってきているようです。


その光が丘の桜並木に面した建物の一室を、ご夫婦と小さなお嬢さんの３人のご家族が購入され、新たにスケルトンリフォームをして住まわれることになりました。

リクエストは「さっぱりとした明るい家」
テーマは「桜」

玄関を開けると、明るい桜色の光に包まれます。
テラコッタタイルの土間と、左には飾り棚のある靴箱がある空間。そして、カバザクラの上がり框と無垢のフローリングにつながります。
家具や壁は白く塗られているのですが、その「白」にも若干の桜色を忍ばせているため、光が反射すると、空気が淡い桜色に染まります。反射する回数が多いほど桜色になるのか、部屋の隅ほど桜っぽいかも。
ちなみに、ハンバーグを作る時に、生地に少々ソースを練り込むと味が調和しやすいように、壁を白くする場合、純白ではなく、他の家具や床面に近い色を分からない程度に入れると、とても馴染みやすいですよ。


廊下を左に曲がり、緩やかなスロープを昇るとＬＤＫに出ます。元々はリビングダイニングとキッチン、和室の３つに分けられていたのですが、間仕切りをすべて取り払い、アイランドキッチンにしたため、広い空間が確保できました。

こちらのキッチンは、もちろんオリジナルで製作しています。
下の家具の部分はシナ合板にオスモのクリア塗装。そこに業務用厨房のテーブルトップと同じ厚さの1.5mm厚のステンレスヘアラインの天板が乗せられています。「<a href="http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/04/wakabahouse.html" target="_blank">Wakaba-House</a>」のクライアントと同じく、お菓子作りがプロ級なので、広くて厚いステンレス面は有効に活用されていることでしょう。
シンクは掃除がしやすいように段差や継ぎ目のない型押し。そして使いやすいと評判の「ミーレ」の食洗機と、ドイツの高級メーカー「ガゲナウ」の４口コンロがつけられています。
上部には照明の入ったオリジナルの換気フード。
キッチンの背後にも同じ仕上げの<a href="http://murakami-architects.hp.infoseek.co.jp/MA-works/Sakurahouse/Sakurahouse-kitchen6.jpg" target="_blank">収納棚</a>があり、炊飯器も引出しに仕舞えるようにしています。
アイランドキッチンのダイニング側には、<a href="http://murakami-architects.hp.infoseek.co.jp/MA-works/Sakurahouse/Sakurahouse-kitchen3.jpg" target="_blank">カバザクラのカウンター</a>を設けています。これだとお寿司屋さんのように調理した物をすぐに出せるし、食べ終わった食器もそのままシンクに入れられるので、朝食の時には非常に便利だそうです。


続きは次回のお楽しみ。]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/07/post_47.html</link>
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         <pubDate>Fri, 25 Jul 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>トイレ雑記「炎と照明」</title>
         <description><![CDATA[太陽が沈んだあと、満天の星空のした、ご先祖様は闇の中で獣などに怯えながら夜を過ごしていたことでしょう。

それから人類は「火」を手に入れ、闇を照らし、獣を追い払い、肉や穀物を焼き、暖をとり、、、安心して生活できるようになって、文化を築いていくことになりました。

そして照明は、焚火→ロウソクや行灯→白熱灯→蛍光灯→LEDへ。照明器具としての効率を上げていくと、だんだんと炎から遠ざかっていくのでしょうね。（夜空から星もだいぶ遠ざかってしまった）


以前、<a href="http://www.gas-enenews.co.jp/kankou/k_01.html#dna" target="_blank">暖炉の本</a>にも書かせて頂きましたが、炎（火の穂）は人間のDNAに刻み込まれた心から安らぐ光であり、リラックスする照明にはふさわしいんじゃないかと思います。ゆらゆら揺らぐ光、パチパチする音、薪の燃える匂い、、、なんかリラックスできると同時に刺激的ですね。

まぁ現代の住宅事情を考えると炎を照明に使うのは難しいし、夏は暑くてたまりませんが、多くの家庭のリビングやダイニングを見ると、天井に蛍光灯の照明器具がドーンとついていて、炎とはだいぶかけ離れた青白い光りが部屋中を照らしています。
こんなに明るくする必要があるのか？この青白い光でリラックスできるのか？食事はマズそうに見えないのか？と常々疑問に思うのですが。。。
そもそも、青白い光は日中の太陽光の光の色に近く、仕事をしたり活動する時の光なので、ゆっくり寛げなさそうだし、全部を照らし出してしまうと空間に奥行感もなくなってしまわないでしょうかね？

中途半端な人工素材や、心のこもっていない既製品に囲まれた家に育ち、どこへ行っても似たような町並みで、ファストフードやファミレスの食事に舌が慣らされ、その上、就寝前にザラついた青白い光を体に浴びてしまうと、繊細であるはずの日本人の感性が損なわれ、日本の国力が低下してしまうのではないかと心配しています。
（愚痴っぽくなってしまった）


うちのリビングダイニングには、夕陽や炎の色に近い白熱色の照明が３つあります。

１つは、長時間明るくしていたいときに使う白熱色の蛍光灯。これは光の質が悪く少々ザラつくのですが、必要な明るさは確保できるし、省エネです。
２つめは、食事をするときに使うハロゲンランプ。50W程度の物を一灯、料理に向けて照射していますが、それだけで十分に明るく、なにより料理が美味しそうに見えます。大量の蛍光灯をつけるより、省エネのような気がするし。
３つめは、白熱灯のレフ球。蛍光灯だとイマイチだし、ハロゲンでは光がキツすぎる時にはいいですね。
あとオマケで、白熱灯を家具の影に置いて、間接照明として使ったり、ロウソクを灯したりもします。


前回は、一時的に使うトイレや廊下、玄関に蛍光灯はまだ向かないんじゃないかという話をしましたが、それ以外の部屋についても、ただ蛍光灯に替えるだけでなく、エコを念頭に入れながら光の色や質に気を遣うと、大したコストもかけずに部屋の雰囲気がグッとよくなり、心身のためにもいいような気がします。]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/07/post_46.html</link>
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         <pubDate>Fri, 18 Jul 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>トイレ雑記「トイレの電球」</title>
         <description>トイレ空間は、比較的暗い場所にあることが多く、照明をつけることも多いかと思います。
皆さんのトイレ照明の電球は、どんなものが多いでしょうか？
公共のトイレのように、つけっぱなしのところは蛍光灯だと思いますが、住宅の場合はまだ普通のシリカ電球が多いと思います。その普通電球をなくして２０１２年までに電球型蛍光灯に替えていこうという動きがあります。

電球の寿命は、普通電球で約1000時間。ハロゲンランプはその約３倍。蛍光灯は約８倍。LED照明は劣化したり回路が壊れるまでの数万時間もちます。
消費電力は、普通電球を100％とすると、ハロゲンで70％程度。蛍光灯は25％程度。LEDは発展途上ですが5〜20％位かな（今のところ周囲を照らすより直接光源を見せる照明に向いている）。
これだけ見るとLEDが良さそうですが、まだ電球の値段が高く、性能も日進月歩なので、普及するにはあと５〜１０年かかる予定。なので、エネルギー効率の悪いシリカ電球を電球の寿命が長く消費電力が少ない蛍光灯に替えて、温室効果ガスの削減に繋げていこうという考え。
たしかに、一般的な照明を電球型蛍光灯に替えていくことは効果的だと思います。温室効果ガスの排出量取引により、国家の経済に与える影響も大きくなってきますから、経済産業省としては是非とも替えていきたいところなのでしょう。


では、トイレの場合、電球型蛍光灯に替えたらどうなるでしょうか？
まず、トイレに駆け込んでスイッチを入れても薄暗く、明るくなるまでの間に用が済んでしまい、スイッチを切ることになります。普通の蛍光灯はスイッチを入れた直後は半分程度の明るさしかでず、最大の明るさになるまでには数分かかってしまうからです。そして、その数分のための点灯で、蛍光灯自身の寿命が３０分〜１時間ほど縮みます。（最近改善されてきていますが、基本的に蛍光灯はつけたり消したりに弱い。）
これでは使い勝手上不便だし、これを１日何回も繰り返してエコになるのでしょうかね？
玄関や廊下にも言えます。たいていは人が通過する時だけ明るければいいものですが、その間は薄暗く、すぐまたスイッチを切ることになります。

このように、一時的に使う部屋では、現時点では点滅に弱い蛍光灯より白熱灯やハロゲンの方が適していると思うし、将来的にはLEDがいいのではないかと思いますが、一括して電球型蛍光灯に替えましょうというのは、どうでしょうかね？
人材や建材には適材適所があると思いますが、電球にも場所によって得意不得意があると思います。

世の中にはズボラな人や、金さえ払えばいいんだろ的にエネルギーを消費することに無頓着な人も多いので、強制的に普通電球をなくしてしまうのは手っ取り早いかもしれません。でも、白熱灯のメリットもちゃんとあるし、まともな蛍光灯やLEDが普及するまでは、スイッチの切り忘れを防止するための人感センサー付スイッチの推奨程度にしてもらいたいものです。


エコという意味では、蛍光灯を眩しすぎるほどつけて客を誘っているコンビニなど気になるところは多々ありますが、まずは、深夜まで仕事をしてタクシーで帰る官僚の皆さんに、始発で出勤してもらうのは如何でしょうか？太陽が出ている時間を有効に使えるし、出勤ラッシュの緩和にもなって、いいと思います。
となると、静かな深夜に図面を書いている設計事務所も、早朝に図面を書いた方がいいのかもしれません・・・健康的か。</description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/07/post_45.html</link>
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         <pubDate>Fri, 11 Jul 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
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         <title>トイレ雑記「祝１周年」</title>
         <description><![CDATA[「トイレ空間研究室」

見ている人がいるのかいないのかわからないまま、１年間続けてしまいました。
一応、毎週金曜日にアップしていますが、性格上、このシークエンスが崩れると突然書く気力を失うと思うので、週刊になっております。
お陰さまで習慣にもなりつつありますが、いつまで続けるんでしょうかね？まぁ、自分でトイレに関する縛りを緩くしてしまったので、ネタはいくらでもあるのですが、なかなか書く時間がとれないのが悩みどころ。
その間にはじまった「<a href="http://www.atari-mae.com/community/" target="_blank">家づくりネットワーク</a>」や「家づくりサミット」は、結構盛り上がっているようでよかったです。


ところで、人は一日に１.２〜１.５Ｌほどの尿を出すそうなので、この１年間に約５００Ｌの尿を出したようです。それだけなら大したことないですが、尿や便を洗い流すトイレの水となると、どれくらいでしょうか？

最新の便器だと１回６Ｌほどなので、１日５回使ったら１年で１０９５０L。
一昔前ので１３Ｌとして、１年で２３７２５Ｌ。
３０年前のトイレだと１回２０Lと言われているので、１年で３６５００Ｌ！
（「小」の時はもっと少ないとか、乙女は２回流すとか、そういうのは省いています。）

これは１人分なので、家族を合わせると結構な量ですよね。水道管の径や使用量、地域によって値段が異なるので一概にはいえませんが、水道料金も軽視できないでしょう。（<a href="http://keisan.casio.jp/has10/Menu.cgi?path=01000000%2e%82%A8%8B%E0%82%CC%8Cv%8EZ%2f04000000%2e%8C%F6%8B%A4%97%BF%8B%E0%2f03000000%2e%90%85%93%B9%97%BF%8B%E0" target="_blank">水道料金の計算</a>）
ちなみに、何回か貯めてから流すという人や、タンクの中にペットボトルを入れて節水するなどして節水を試みる人もいるようですが、故障につながるケースも多いようなので、程々にしておいた方がよさそうです。

なんか、新しい便器の宣伝のようになってしまいましたが、水道代の節約だけでなく、ダムを沢山造らないためにも、あまり水を使わないトイレはとてもいいことだと思います。

個人的には、水を使わず微生物の力で生ゴミまでも分解してくれる「バイオトイレ」にも期待しているのですが、もっと発達して都市部の住宅でも使えるようになり、ペレットのように臭わなくて管理の楽な燃料や肥料になるものでも出してくれると、すごくいいでしょうね。
]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/07/post_44.html</link>
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         <pubDate>Fri, 04 Jul 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>トイレ雑記「体のお便り」</title>
         <description><![CDATA[皆さんの家の便器は何色ですか？

いま売られている便器には白いものが多いですが、住宅の既存トイレを見てみると、ピンクだったり水色だったり、古い高級マンションだと濃い赤や青、緑といった物があったりと、結構いろんな色のものを目にします。
でも、我々のオススメはやはり「白」。白いと汚れがわかりやすかったり清潔なイメージがあったりして、水回りには向いていると思いますが、今回お伝えしたいのは「利き酒」ならぬ「利き便」をするためです。


日本酒の場合、利き酒をする時には「蛇の目」と呼ばれる白い器の底に紺色の◎が描かれている専用のお猪口「利き猪口」を使います。
色が白いのは日本酒の色を見るためで、底についている◎はお酒の透明度を見るため。お酒に色がついていればすぐわかるし、濁っていれば◎がぼやけて見えます。基本的には褐色系より「青ざえ」と呼ばれるスッキリした色と透明度のものが良いとされていますが、最近は見た目に惑わされないように、アンバーグラス（琥珀色のコップ）を使うことも多いようです。濁っていたり褐色だったりしても、個性ある旨い酒も多いですからね。


しかし、トイレの場合、味わうわけにはいかないし、排泄物に個性があっても問題なので、状態をしっかり見たいものです。
通常の尿は透明の薄い黄色ですが、とても疲れるていると茶褐色になったりしますよね。それくらいならまだいいですが、血尿が出たり、日常的に変な色だったり、濁っていたりしたら、病気を疑う必要がありそうです。また、風邪薬やビタミン剤を飲んでいる時は濃い黄色でビックリしますが、飲んでいる薬によっても尿の色が大きく左右されるようです。
（参考になるページ→<a href="http://health.goo.ne.jp/medical/chart/019.html" target="_blank">小</a>・<a href="http://health.goo.ne.jp/medical/chart/017.html" target="_blank">大</a>・<a href="http://www.yakujien.com/Pages/hukuyou/ben.html" target="_blank">薬</a>）
そういえば、以前テニスを一緒にした初心者の女子が、「翌日黒いうんこが出てビックリした」と嫁入り前にも関わらず言っていましたが、緊張のあまり胃より上部で出血したのかもしれません。（その後は元気にテニスをしていますが）
でも、便器に色がついていたら、そんな変化がわからず、健康チェックが出来ないですよね。


「便器」は単に汚物を流すためのものではなく、「体の便りが届くポスト」なのだから、便器の色は白にし、綺麗に掃除して、用が済んだら「体のお便り」を拝見しましょう。
格好いいかどうかはわかりませんが、白い便器の底に紺色の◎をつけた物があってもいいのかもしれませんね。


ちなみに、日本に郵便ポストが出来た時、「郵便」が何だかわからず、そこに「垂れ便」をしたという話を聞いたことがあります。

汚い話ですみません。]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/06/post_43.html</link>
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         <pubDate>Fri, 27 Jun 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
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         <title>トイレ探訪「横手館」（３）温泉</title>
         <description><![CDATA[夕食をたくさん食べたあとは、温泉街の散歩で腹ごなしをして、お風呂です。

まずは貸切風呂に入りました。
「黄金の湯」と呼ばれるお湯は、茶色の硫酸塩泉。かなり鉄分が入っているのか、サビたような臭いがします。なんでも、伊香保では何度も入浴をして茶色くなったタオルを持つのがステイタスだとか。元祖温泉饅頭もこの茶色をコンセプトに創作したようです。
そのお湯がたっぷり入った浴槽の横には窓がついていて、坪庭に面しているので、窓を開けるとちょっとした露天風呂感覚になれます。
<a href="http://www13.ocn.ne.jp/~mdesign/" target="_blank">村上建築設計室</a>の新築物件ではよくやるのですが、お風呂場を窓、塀、坪庭とセットにして計画すると、外からの視線が気にならずに窓が開放でき、月夜を眺めながら入浴することも可能なので、家を新築される際は検討されてみては如何でしょうか。

次は大浴場の方に入りました。
脱衣所もトイレと同様、斜めに振った空間です。この場合は奥が狭くなっているので遠近感が出ますね。そして床には籐の敷物が敷かれています。
石で仕上げられた大きめの浴槽にもサビ色のお湯がたっぷり入っていて、壁の石にもかなりサビが移っています。なので浴室内部はサビ仕上げといった感じ。

トイレは普通だったので、割愛します・・・


翌朝、朝陽で明るくなった洗面所で顔を洗います。やはり朝の光を浴びながら顔を洗うと、体内時計がリセットされ、とてもスッキリします。
太陽光のように質の高い光はなかなか照明器具では出せないので、家をつくる際は、洗面所も出来れば朝陽が射し込む場所に設けたいものですね。

それから朝風呂に入って、お食事処で朝ご飯。
お世話になった仲居さんは、若いのにとてもよく気が利いて、素晴らしいホスピタリティでした。


そしてチェックアウトの際に番頭さんらしき人と建物についてお話しました。
「木造４階建の本館は維持費が莫大にかかり、この建物のまま経営を続けていたら、ぜんぜん商売になりません。でも、伊香保温泉の顔だから、何としても残していかなければならない。そこで、バストイレ付きの部屋を持つ鉄筋コンクリート造の別館「常盤苑」を建築しました。すると、それはそれで家族連れや年配の方に人気が高く、管理の方もたまにリフォームするくらいで、ほとんどメンテナンス費用がかからないから、そこで儲けた分で木造の建物の修繕費に充ててなんとかやっています」とのこと。
素敵なやせ我慢。造った大工さんも立派ですが、維持している宿の皆さんも立派。

いつまでも、木造４階建の素敵な宿を維持していってもらいたいものです。

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         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/06/post_42.html</link>
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         <pubDate>Fri, 20 Jun 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>トイレ探訪「横手館」（２）トイレ・洗面所・食事処</title>
         <description><![CDATA[「<a href="http://www.yokotekan.com/" target="_blank">横手館</a>」本館の部屋には、トイレと洗面所がありません。


トイレは部屋の粋な玄関から廊下に出てすぐの所にあります。
廊下に面した入口は斜めに振ってあり、壁には渋いサインがついています。このように入口が斜めだと入口付近にちょっとした空間が出来るし、入った時も四角い部屋を斜めに見ることになり空間に変化が出来るし、対角線に近く長い視界が得られ広がりも感じられるので、結構有効なワザだと思います。（そうやって変化をつけている小さなスナックを目にしたりしますね）

ドアを開けて中を見ると、大正時代のままではなく、新しくリフォームされています。
床は赤御影石かな。御影石（みかげ石・花崗岩）は水に強いので、トイレには向いている材料でしょうね。でも、若干の吸水性があるので、尿などがしみ込まないように撥水処理はしておいた方がいいと思います。
壁は胸の高さまで木が張られていて、その上は障子。そして斜めの洗面カウンターに、小便器と大便器がゆったりと配置。旅館に合うように和の雰囲気もある落ち着いた仕上がりです。
当日、４階には２組しか泊まっていませんでしたが、これだけあれば広さは十分だと思いました。


そして、洗面所も部屋を出てすぐのところ。
タオルやアメニティもしっかり置いてあるし、何より工場の型で造られた洗面ユニットではなく、大工さんが心を込めてつくった洗面所で顔を洗えるのがいいですね。
階段室に囲まれているので、高さの変化も楽しめます。


では、夕食の時間になったので、あみだくじのように階段を降りて１階へ行きます。
食事は部屋出しと食事処が選べるようですが、たぶん４階だと配膳が大変なので、食事処へ行くことになるのでしょう。
食事処はバーラウンジ的な場所と共に新しくリニューアルされています。床はナラの無垢材にオイルステインですかね。薄いウレタンでプラスチックのようにコーティングしていないので、空気感がシットリしているし、変にバリバリ剥がれることもなく、年を経るごとにアジワイも増し、大正時代の建物とも馴染んでくることでしょう。そこに、ちょっと和風の家具がゆったりレイアウトされています。個室ではないため、他の客の存在が気になり、寛ぐわけにはいきませんが、雰囲気はいい感じです。
そして席に着くと、仲居さんが趣向を凝らした美味しい料理を次々と運んできてくれます。


部屋のベッドルームに続いてサニタリールームがあるのがホテルのいいところですが、反面、トイレやお風呂、洗面所の存在感が気になってしまうもの。
ここの場合、食事は食事処、お風呂は浴場まで行くのはもちろん、トイレや洗面も部屋の外に行かなければならず、ある意味不便ですが、かわりに部屋の中は静かで落ち着いています。そして、食事やお風呂、トイレや洗面所に行く道中の空間の変化も楽しめ、印象に残るので、これはこれでいいものだなぁと思いました。

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         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/06/post_40.html</link>
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         <pubDate>Fri, 13 Jun 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>トイレ探訪「横手館」（１）伊香保温泉</title>
         <description><![CDATA[今回も木造４階建の建物を持つ旅館を紹介したいと思います。

群馬県の前橋の方から榛名山への山道をどんどん登って行くと、日本三大うどんの一つで有名な「水沢」があらわれ、その先をもっと登って行くと「伊香保温泉」にたどり着きます。

その温泉街には山の斜面にへばりつくような名物の石段があり、両側にはお土産物屋や射的屋、旅館などが軒を連ねています。石段の最上部には伊香保神社、途中には元祖「温泉饅頭」のお店もあり、石段の下には「黄金の湯」と呼ばれる黄色い源泉が流れていて、「小間口」と呼ばれる湯口から権利を持っている各温泉旅館などに源泉を分岐しています。この源泉の水路「大堰」には源泉の流れが見られるところがありますが、そこにはガラスのフタがしてあって、モクモク湯気を立てていないのが残念。でも、変なものを投入されるといけないし、なるべく源泉の温度も下げたくないのでしょう。

石段から脇道に入ると、傾斜し曲がりくねった路地に猫が歩いていたりして、それだけ見るとギリシアの島のようです。でも、そこには渋い食堂やスナック、廃屋がたくさんあり、街を生殺しにしたような昭和な雰囲気がなんとも魅力的。この地形とレトロなアジワイをうまく観光に活かすと、台湾の「九份」みたいに賑わうかもしれないですね。（九份は機会があったら紹介します）


今回泊まるお目当ての旅館「<a href="http://www.yokotekan.com/" target="_blank">横手館</a>」は、その石段の脇に入ったところにあります。
建物は本館と別館の２棟からなり、本館の建物は総檜造りの４階建で、大正九年に建築されたもの。その隣には、鉄筋コンクリート造の別館「常盤苑」が建っています。見た印象は、五重の塔とかお城の天守閣というより、木枠のカーテンウォールが入ったビルみたい。

早速、下足を預けてロビーでチェックイン。「柏屋別荘」さんは木造の４階部分が使えなくて難儀していましたが、こちらでは、なんと木造の４階部分に宿泊することになりました。
若くて愛想のいい仲居さんについて、迷路のような建物を昇っていくと、お洒落な階段室のある最上階に到達。木造の４階で寝るとなると、火事になったときが心配ですが、あみだくじのように階段がたくさんあるので、避難経路は確保できそうです。

老舗ホテルのような趣きもある廊下から粋な引戸を開けて部屋に入ると、玉砂利洗い出しの坪庭のような玄関があります。それから三畳間とスッキリした床の間のある八畳間。そして窓際にはお約束の椅子とテーブルがある縁側もあります。

とりあえず、八畳間のレトロな座椅子に座ってお茶で一服。三畳間とは鴨居の上が幅広の竿縁天井で抜けていて、和とモダンがうまく調和しています。
部屋のデザインに感心していると、バスが通る音と共に「ゆらーっ」と揺れます。コンクリートだと「ズン」、鉄骨だと「ビヨーン」という振動がありますが、木造の４階にいると「ゆらーっ」と揺れますね。木の上の鳥の巣だと、もっとゆらゆら揺れているんでしょう。

トイレは・・・本館の場合、部屋の中にはなく外にあるので、次回紹介したいと思います。]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/06/post_41.html</link>
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         <pubDate>Fri, 06 Jun 2008 12:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>トイレ探訪「臨泉楼 柏屋別荘」（２）素檗庵</title>
         <description><![CDATA[「<a href="http://www.rinsenro.com/" target="_blank">柏屋別荘</a>」では、ちょっと贅沢をして「離れ」に泊まりました。


ロビーから専用の格子戸と廊下を抜け、外に出て橋を渡ると、池のほとりに建つ建物にたどり着きます。

案内されたお部屋は「素檗庵（そばくあん）」

元蕎麦屋かと思ったら、藤森素檗という江戸時代の俳人の家を移築したもの。文化６年に建てられたとあるので、築２００年近くなる建物のはずですが、なんか異様に新しい・・・平成に建てましたと言われても、そうですかと言ってしまいそうなくらい綺麗に手入れがされています。でも、最近の建物にはあたり前のようにある玄関らしいものはありません。
軒下にある沓脱石に立って硝子戸を開け中に入ると、部屋を囲むように縁側があり、障子の中には八畳間と六畳間、そして水回りがあります。


八畳の部屋には床の間やテレビ、そして大きな炬燵（コタツ）があります。炬燵っていいですよね。部屋全体を暖房しなくても、炬燵に入っていれば暖かいし、頭寒足熱の温度のコントラストが心地よい。特に自然に建物が呼吸する木造家屋には有効でしょうね。

六畳の方には食事をしている間に布団が敷かれていました。布団といっても、いいマットレスのような寝心地。足元からは真空管のアンプを通して、柔らかいBGMが流れています。

ここの離れには内風呂がついているのですが、この洗い場がこれまた全面畳敷き。お風呂にザバーっと入ったら、あふれたお湯で畳がプカプカ浮いて、そのうちスーッと水が引きました。もちろん、足触りは柔らかく、冷たくないので、高齢者や赤ちゃんがいる家族にはいいですね。


トイレも見てみましょう。
壁は左官仕上げと板張り。でも床は木目調の人工建材。たしかに掃除はしやすいと思いますが、明らかに偽物なので、他の部分までも偽物ではないかと思ってしまい、ちょっと勿体ない。木のフリをしていなければ、それはそれなんだけど。
そういえば、お風呂場の畳は「偽物のい草」ですが、結構なりきっているので、あまり違和感は感じませんでした。


部屋にあるものとは別の「貸切風呂」にも入りました。
円形の浴槽。アーチだったり、角をガラスで抜いた窓や、絵付けがされたタイル。大正モダンって言うんですかね。なかなか粋で心地のいい空間です。


翌朝、健康的で美味しい朝ご飯を食べながら、女将とお話。なかなか価値観のしっかりした方で、宿の歴史からモンスターペアレントまで、いろんな話をしました。そして、本館の木造４階部分は消防署より一切使うなと言われていて残念だと。宿泊に使うのはなかなか難しいと思いますが、日中のみ公開の展示室くらいには使えないものでしょうかね？日本の建築文化に触れられる、貴重な空間になると思うのですが。。。

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         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/05/post_39.html</link>
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         <pubDate>Fri, 30 May 2008 01:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>トイレ探訪「臨泉楼 柏屋別荘」（１）畳の浴場</title>
         <description><![CDATA[温泉旅館って、宿泊だけでなく、そこで出される料理を食べて、その宿のユニフォーム（浴衣）を着て、何度も共同のお風呂に入って、下駄を履いて温泉街を闊歩して、、、海外のホテルの感覚からすると、かなりユニークですよね。
でも、スパ（温泉）もあるし、リラクゼーションマッサージ（按摩さん）もできる。バトラー（仲居さん）もシェフ（板さん）もいる。これは最近流行の高級リゾートホテルの先駆けのようでもあります。
おまけに、日本人のDNAを刺激しそうな懐かしい空間も楽しめて、なかなか優れた宿泊スタイルではないでしょうか。

そこで、今回は温泉旅館を見てみようと思います。
場所は長野県上田市の別所温泉。信州の鎌倉と呼ばれ、「<a href="http://museum.umic.ueda.nagano.jp/map/document/dot1.html" target="_blank">安楽寺八角三重塔</a>」という鎌倉時代末期に建てられた非常に美しく珍しい塔など、見応えのある寺社が多数あり、散歩をするだけでも十分に楽しめるところです。しかし、ここのメインはなんといっても温泉。そもそも、いい温泉が湧いていたからこそ、寺社が建てられ、このように文化的な場所になったようです。
先日、その中の「<a href="http://www.rinsenro.com/" target="_blank">臨泉楼 柏屋別荘</a>」さんに泊まってきました。


別所温泉の駅の横の道を上がったところ、真田幸村ゆかりの共同浴場「石湯」の隣にある旅館です。全体を見ると、かなり珍しい木造４階建ての本館と、３つの離れによる構成。年数は経っているはずですが、長野オリンピック時に改装したためか、新しい雰囲気も感じます。
アプローチを通って宿に入り、下足を預けて玄関を上がると、正面の茶席でお茶とお菓子が振る舞われます。その玄関は上田藩の「しらす」をそのまま利用したものだとか。遠山の金さんが片足を投げ出すような場所です。その辺りには享保雛や元禄雛といった江戸時代前半の人形も飾ってあり、見た目は新しいですが、かなり古いものが違和感なく同居している空間のようです。

お茶を飲みながらチェックインをしていると、女性にカワイイ浴衣を着せてくれるサービスをお勧めされました。しかし、相方は渋い浴衣が好みらしく、宿の人に怪訝な顔をされながらもお断りして部屋へ。部屋の紹介は次回にすることにして、まずは食事処で腹ごしらえです。

最近はいい旅館でも、部屋出しではなくお食事処で食べさせるケースが多いですね。どちらも一長一短ですが、だいたい楽な掘りごたつ形式になっていて、厨房のそばで出来立てのものが食べられ、その間に布団のセットもしてもらえるので、これはこれで理に適っていると思います。
お料理の方は、長野県というと「ふきみそ」や「野沢菜」など、塩分が強いものが沢山でてきそうですが、ここは塩分控えめで体に気を遣っている感じです。お米をその場で釜で炊いてくれたり、料理の盛りつけも華やかなので、舌も目も楽しませてくれるものでした。


夕食が済んだら少し休憩をして、お目当ての温泉です。じつは、トイレというより、ここはトイレとも関係の深いお風呂場が面白かったので、こちらをメインに紹介したいと思います。
この宿は廊下も畳だったりして、素足で歩いても心地がいいのですが、畳の脱衣所で服を脱いで洗い場に入っても、床はなんと全面畳敷き！　畳の上で体を洗って、ザーッとお湯を流すと、畳の中にスーッと抜けてゆくのです・・・さすがに本物の畳では腐ってしまうので、表面は人工のい草だし、中身もビート板のようなものでしょうが、意外と質感も悪くありませんでした。柔らかいし冷たくないので、転倒の心配がある小さいお子さんや、温度変化に弱いお年寄りには特に喜ばれるそうです。
人工的な素材になってしまうのは残念ですが、お風呂場用畳としてカビや雑菌が繁殖しにくい既製品も売っていますので、スノコ代わりにご自宅に置かれてもいいかもしれませんね。（<a href="http://www.toushingsou.co.jp/yokuzasu.html" target="_blank">浴座好</a>）
お湯は単純硫黄泉の素直なお湯。外には岩の露天風呂もありました。

トイレは、、、まぁ普通に綺麗ですかね。もっとレトロなものも期待したのですが、バリアフリーに努めている旅館に、レトロな厠はよろしくないのかもしれません。（１カ所くらいそういうのがあっても面白いと思うけど）

建物に囲まれている庭には、沢山のツツジが植えられているので、いまが見頃だと思います。]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/05/post_38.html</link>
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         <pubDate>Fri, 23 May 2008 23:00:00 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>トイレ探訪「佃島」</title>
         <description><![CDATA[昨年、「<a href="http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/05/post_37.html" target="_blank">黄金崎</a>」の近くをドライブしていたら、海に鉄骨造の巨大な桟橋が出来ていて、何だろう？と思っていたのですが、先日行ったら山では大規模な掘削が行われ、その桟橋を使って土砂を大きな船に積み込んでいました。
「あれは何ですか？」と尋ねてみると、羽田空港拡張のための埋立用の土を掘り出しているとのこと。そして、山が荒れて海の幸がとれなくなってくるのではないかと。。。海中の酸素や山林の養分が海産物を育みますからね。
しかし、自然を残せというのは簡単ですが、地元の人も自然と経済を天秤にかけて苦悩した結果なのでしょう。


江戸時代は、日比谷入江（銀座周辺）の埋め立てに、江戸城の掘の掘削や神田山を切り崩した土を利用したようですが、現在では西伊豆の自然が崩されています。東京湾の一方ではゴミ処分場の埋立地不足に困り、一方では早く安定した土地を埋め立てたい。明らかに人間の都合で自然に負担をかけていますね。
埋立用の土ですら伊豆なのだから、食材や建材など、我々の「便利な生活」のために、もっと思いもよらぬところの自然を破壊していることでしょう。


トイレのコラムなので、今回は東京湾埋立の先駆け、中央区の「佃（つくだ）」にある公衆トイレを見てみます。

佃は、徳川家康が江戸を栄えさせるために、「摂津国（大阪）の佃」から連れてきた漁師が、隅田川河口にある石川島の近くの干潟を拝領し、埋め立てた島で、故郷の名前をとって「佃嶋」と命名しました。
その後、石川島や、明治時代に東京湾の底をさらって埋め立てられた月島とくっつき、現在は島という雰囲気ではありませんが、水辺の景色が残る、佃煮や石川島造船所（石川島播磨）でもお馴染みのところです。
以前お話した「<a href="http://murakami-architects.hp.infoseek.co.jp/MA-works/Tsukishima/MA-Tsukishima.html" target="_blank">月島の屋形船</a>」という物件のすぐ近く。いまやっているNHKの連続テレビ小説「瞳」の舞台でもあります。
最近は日に日に超高層マンションに建て替わってしまっていますが、２０年ほど前までは、この辺りから月島にかけて、路地と長屋だらけの、とても風情ある街並でした。


そんな佃には、江戸時代に船の航行のために建てた「石川島灯台」のモニュメントがあります。レプリカではありますが、その下が公衆便所になっているのです。内部は普通のトイレなので説明を割愛しますが、景観を盛り上げるような外観で公衆便所をつくるのもいいですね。

しかし、当時高いところから照らしていたであろう灯台も、現在では縦にも伸びた長屋（超高層マンション）に完全に見下ろされています。（３つめの写真をクリック）
江戸時代と比べると、人口ははるかに多く、生活は便利になり、すごく負荷のかかる建物をどんどん造っているのだから、思わぬ場所に与えている影響も大きいことでしょう。

]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/05/post_36.html</link>
         <guid>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/05/post_36.html</guid>
        
        
         <pubDate>Fri, 16 May 2008 22:46:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>トイレ探訪「黄金崎」</title>
         <description><![CDATA[藤の花が綺麗な季節なので、綺麗な藤棚のある公衆トイレを紹介したいと思います。


静岡県の西伊豆町にある黄金崎。
「プロピライト」という安山岩の隙間に熱水が入って変質した黄褐色の岩に、夕陽が当たって黄金色に輝くことから、黄金崎と呼ばれているようです。
そういえば、以前行ったギリシアのサントリーニでも、教会の土壁に夕陽が当たったとき金色に見えました。黄土色系で凹凸があるところにオレンジ色の日光が当たると、光と影のコントラストが強く見えて、金色に見えるんでしょうね。

その黄金崎の駐車場近くには公衆トイレがあります。
男性用、誰でも用、女性用の木造の建物があって、中庭を介してアプローチするようなレイアウト。それぞれの建物にはかわいくデザインされたサインが表札のように掲げてあり、中央には水場があって、広場を囲む一つの村のよう。そして、その上は藤棚になっていて、見頃の時期は藤の花が垂れてとても綺麗です。

中を覗いてみると、屋根や軒裏から自然光が入り、自然換気も出来るようになっていて、明るさと開放感があります。
女子トイレには子供用の小便器があったり、左官の壁にはビー玉が埋込まれていたり。内陸でこういう仕上げを見ると強引にメルヘンな感じがしますが、海際だとビー玉も合いますね。
それに比べると男子便所は少し質素ですが、壁も床もタイル割りがきちんとされていて、いい加減に造られていないことがわかります。

とてもよく考えられた、優しい雰囲気のあるトイレでした。


もし、この近くで宿泊されたい方は、「<a href="http://business3.plala.or.jp/kitayado/" target="_blank">食彩の宿 喜多</a>」がおすすめ。
内装は普通。布団の上げ下ろしは自分でやる。食事の部屋出しはやらない。風呂に入ったら軽く掃除をする。
なんだよ。。。と思われるかもしれませんが、地元の旬の食材を活かすために丁寧に仕事がされている料理は、どれも味によどみがなく、とても品のいい仕上がり。刺身なんて新鮮すぎて旨味が落ち着いていませんが、それも伊豆ならでは。化学調味料も使っていないし、最近の旅館にありがちな作為的で味が濁っている料理とはぜんぜん違います。（建築と似ていますね）
お風呂は天然温泉の掛け流しでいつでも貸切。基本的に綺麗好きな宿なので施設は清潔。料理を部屋出しにしないのは、埃っぽいところに料理を出さないためと、主人がお客さんの様子を見るためとのこと。
いろいろと客がしなければならないのは、人任せに出来ない、こだわり屋の主人が料理に専念するためなのでしょう。

マナーを守って、客が出来ることは客がやると、手頃な料金で素晴らしい料理や温泉が楽しめるという、ある意味洗練されたスタイルの宿です。

ローコストでいい家を手に入れたい人も、自分で出来ることは自分でやるといいかもね。


]]></description>
         <link>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/05/post_37.html</link>
         <guid>http://www.atari-mae.com/column/toilet/2008/05/post_37.html</guid>
        
        
         <pubDate>Fri, 09 May 2008 21:00:00 +0900</pubDate>
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